インストール時には PREFIX
の正しいサブディレクトリにファイルを置くように心がけてください。
ソフトウェアによっては新しいディレクトリを一つ作って、
ファイルを全部それに入れてしまうものがありますが、
それは良くありません。
また、バイナリ、ヘッダファイルとマニュアル以外のすべてを
lib
というディレクトリに入れてしまう
port もありますが、これも
BSD 的なファイルシステム構成とはうまく合いません。
これは以下のように分散すべきです。
etc
にセットアップ/コンフィグレーションファイル、
libexec
に内部で使用されるプログラム
(コマンドラインから呼ばれることのないコマンド)、
sbin
に管理者用のコマンド、
info
に GNU Info 用の文書、
そして share
にアーキテクチャに依存しないファイルが入ります。
詳細については hier(7) を参照してください。
/usr
の構成方針はほとんどそのまま
/usr/local
にもあてはまります。
USENET 「ニュース」を扱う ports は例外です。
これらはファイルのインストール先として
PREFIX/news
を使用します。
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